犬のストレスが溜まっている時はどんな時?特徴を5つ上げます

「うちの子、もしかしたらストレス溜まってるのかな?」愛犬のふとした行動に、こんな疑問を抱いたことはありませんか?

飼い主であれば、愛犬の心の健康は心配なもの。

しかし、犬たちは人間と違って言葉を話すことができないため、ストレスサインを正しく拾えているか不安な飼い主さんは多いのではないでしょうか。

この記事では、犬がストレスを感じている時の行動と、ストレスの原因について考えていきます。

  • 犬にストレスが溜まっている時の行動
  • 何が原因でストレスを感じるのか
  • ストレスを軽減するための対策と生活のチェックリスト

以上の内容を紹介していきます。

愛犬のストレスを軽減させるためのヒントになりますので、参考にご一読ください。

犬にストレスが溜まっている時の特徴

ストレスを溜め込んでいるとき、犬は普段とは違う行動を取ることがあります。

この章では、以下の5つの異常行動を例にあげて紹介していきます。

  • 尻尾を追いかける・噛む
  • 足を血が出るまで舐める
  • うろうろと歩き続ける
  • 影を追いかける
  • 留守中に物を壊す

それぞれ詳細を確認してみましょう。

尻尾を追いかける・噛む

自分の尻尾を追いかけてぐるぐると回る・尻尾を頻繁に噛むといった行動は、ストレスのサインの一つと考えられています。

SNSなどでは「おバカ可愛い」行動としてもてはやされることもありますが、放っておくのは危険です。

そのままにしておくと、血が出るまで尻尾を噛み続けることもあります。

足を血が出るまで舐める

足を長時間執拗に舐め続けたり、頻繁に舐めるのもストレスの現れです。

ひどい場合には毛が剥けて出血するまで舐め続ける子もいます。

犬は、不安を感じる際に自分の手を舐める習性があります。

たまにペロペロしている程度であれば問題ないケースが多いです。

しかし、常に舐めている場合や、毛が禿げるほど舐め続けるときはストレスを疑ってみてください。

うろうろと歩き続ける

室内をあてどなく徘徊するような行動も、ストレスが原因になっていることがあります。

何もないところでそわそわと動く場合や、のんびり屋であまり動かない子が頻繁に歩き回るときは注意が必要です。

影を追いかける

ストレスが溜まると、自分の影に反応して飛びかかったり追いかけたりすることがあります。

短時間で止めるようであれば問題ない場合もありますが、突然始めたり病的に追い回すときはストレスを疑ってみてください。

留守中に物を壊す

飼い主の留守中に物を壊すのも、飼い主の不在によるストレスが原因の場合があります。

おもちゃで遊んでたまたま壊れてしまった場合などは別ですが、破壊行動と呼べるレベルであれば要注意です。

クッションやぬいぐるみのワタが散乱しているような惨状は、ストレスを物にぶつけた結果かもしれません。

犬はどんな時にストレスを感じるのか

具体的に、犬はどんな時にストレスを感じるのでしょうか。

犬が何をストレスに感じるかは、犬種としての性質や愛犬の性格によって異なります。

この章では、以下の6つの要素を代表例として解説していきます。

  • 怪我や病気が隠れている
  • 長期間の退屈にさらされている
  • 急な環境の変化に順応できていない
  • 運動量が不足している
  • 飼い主とのコミュニケーションが足りない
  • 犬の特性に合った生活をさせていない

それぞれ詳細を見てみましょう。

怪我や病気が隠れている

怪我をしている場合や、病気による不快感がストレスの原因になっていることがあります。

苦痛に晒されていることでストレスが異常行動となって現れているケースです。

ただ、目立たない場所の怪我や症状が表に出ない病気は、飼い主さんだけでは判断できないかもしれません。

こんなときに備えて、気軽に相談できるかかりつけの獣医さんを見つけておくことをおすすめします。

長期間の退屈にさらされている

長期間退屈な思いをしている場合も、ストレスを溜めやすいです。

家に誰もいない時間が長い場合や、多忙で愛犬に構ってあげられないときは、いつもと違う行動がないか注意してください。

愛犬の退屈防止には、散歩の時間や室内で遊んであげる時間を増やしてあげると効果的です。

一人遊びのできる子であれば、退屈を紛らわせる玩具を与えるのも良いでしょう。

急な環境の変化に順応できていない

急な環境の変化もストレスの原因となります。

例えば、以下のような状況はストレスの元になりやすいです。

  • 新しくペットを迎えた
  • 引越しをした
  • 家族との死別を経験した
  • 譲渡や引き取りで家族が変わった

環境の変化によるストレスは、慣れることによって解消できることもあります。

愛犬が順応できるまでは、より注意深く観察し、遊びの時間を多めに確保するなど工夫をしてあげましょう。

運動量が不足している

犬は十分に運動ができない状況でもストレスを溜め込んでしまいます。

「毎日散歩ができていればOK」ではなく、その子の性格や特徴に合った運動量を確保できているか確認してみましょう。

具体的にどの程度の運動量が必要かは犬種によって異なります。

犬のサイズごとの散歩時間のだいたいの目安は以下の通りです。

小型犬 朝・夕方に15分から30分程度
中型犬 朝・夕方に30分から45分程度
大型犬 朝・夕方にそれぞれ1時間程度

とはいえ、この時間はあくまで目安ですので、飼い主と愛犬の事情をそれぞれ考慮し散歩時間を決めていきましょう。

「シニア犬で関節が弱いので時間は短めに」
「平日の長時間の散歩は難しいので週末にドッグランで走らせる」

など、自分と愛犬に適した運動量・運動方法を考えてみてください。

飼い主とのコミュニケーションが足りない

飼い主とのコミュニケーションやスキンシップの不足もストレスの原因となる場合があります。

「外出が多くあまり構ってあげられない」「甘えん坊の子を外飼いしている」といった状況は愛犬に悪影響を及ぼすこともあります。

飼い主さんが大好きな子や、一緒に遊ぶのが好きな子であれば、在宅中は多めにスキンシップを取るのがおすすめです。

犬の特性に合った生活をさせていない

普段の育て方が、愛犬の犬種や性格に合っていないということも考えられます。

たとえば、日本犬は独立心が強く、過剰なスキンシップを嫌う子も多いです。

クールな性格の子に必要以上に構いすぎるとストレスが溜まる原因になることもあります。

一方で、甘えん坊が多い小型の愛玩犬にドライに接しすぎると、寂しさがストレスの原因になるかもしれません。

犬の飼育方針を決定するには、犬種と性格のどちらも重要なポイントになります。

愛犬に合った飼育方法を考えてみてください。

犬のストレスを軽減するための対策

犬のストレスを軽減するためには、どのような対策を取れば良いでしょうか。

この章では、犬のストレス軽減の方法と、ストレスの原因を特定するチェックリストを紹介します。

  • 犬の様子を観察しストレスの原因を取り除く
  • 犬との生活を見直すチェックリスト

一つずつ詳しく確認していきましょう。

犬の様子を観察しストレスの原因を取り除く

犬のストレスを軽減するには、何がストレスの原因になっているのかを特定し、要因を取り除くことが大切です。

普段から愛犬をよく観察し、ストレスの元を推測してみましょう。

  • 異常行動が始まった時期
  • どんなときに異常行動を取るのか

などを手がかりに、改善策を考えていきます。

では、犬と生活する上でストレスを与えないためには、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。

犬との生活を見直すチェックリスト

人間と生活する上で、犬のストレスになりやすいポイントをチェックリストにまとめました。

あてはまっている項目がないか、確認してみてください。

  • 犬種や性格に合った適切な運動量を確保できていますか?
  • 愛犬とのスキンシップは十分ですか?
  • 出産やペットの増加などで家族が増えていませんか?
  • 家に長時間誰もいない時間帯はありますか?
  • 犬種ごとの特徴や性格を知っていますか?
  • たびたび大きな声で叱りつけていませんか?
  • 犬が安心できる専用の隠れ家は用意されていますか?
  • 家族の間で喧嘩や口論はありませんか?
  • におい嗅ぎや遊びなど犬本来の行動を過度に制限していませんか?

まとめ

飼い主にとって、愛犬がストレスを溜めていないかどうかは重大な問題です。

愛犬は言葉を話すことができないため、日頃から様子を観察し、異常がないか確認する必要があります。

「異常な行動がある」
「最近様子がおかしい」

こんな場合は、ストレスが溜まっていることが原因かもしれません。

なお、原因の特定が難しい場合は、獣医師やドッグトレーナーなどの専門家に相談することをおすすめします。

自己解決ができないときは無理をせず、早めにプロの助けを得るようにしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です